第一回林檎班大会の模様 [DVD]
MAKI
定価: ¥ 4,100
販売価格: ¥ 3,321
人気ランキング: 13471位
おすすめ度:
発売日: 2007-02-21
発売元: EMIミュージック・ジャパン
発送可能時期: 在庫あり。
これはこれで。
少し損をした感じがします。
もう少し曲の数を増やして欲しかった。
これは凄いですよ。
前半のオケはもとより、後半の長谷川きよしさんとMAKIちゃんとのコラボれいしょんは圧巻です。
「りんごのうた」なんか、もう他のアレンジでは聴けないですね。
確かに林檎の音程は不安定だし、長谷川さんのクラシックギターもかなりアバウトです。
(「ギブス」のオルガンも間違えてるし…)
ですが、確かに伝わります。
スチールのゲージでは出せないコクのある音と、高音は伸びない、低音も響かない林檎の素?の声には驚き!こんな風にも歌えたんだ・・・。
ライブのDVDって、一回見ると続けて見ないんですが、これは何度でも見られる。
ファンのヒトにもそうでないヒトにもお勧めしたいですね。
(一番好きなのはアンコールの落日かな…。)
感性と言う魅力。
「歌い手」として椎名林檎を考えたとき ”声量”とか”音程”とか”声の伸び”など
在り来たりの評価基準ではけっして「上手な歌手」ではないのかも知れない。
仮にそうだったとしても、それを補って尚余りある「感性」と言う魅力を私は強く感じます。
以前、過去に一世を風靡した歌い手の「声」を音響工学的に分析をすると独特の「歪み」を
持っていることが、共通しているとの話を聞いたことがあります。
それが事実かどうかは解かりませんが、椎名林檎の歌声を聞くとそんなことを思い出します。
マタタビオーケストラとの競演の前半は、東京事変等のバンドスタイルとは違った
別の「感性」を感じられて、カッコ良く、かわいかったです。
内容とは関係ありませんが演奏部分のみ、ず?っと鳴っているヒスノイズが耳障りで気になりました。
(ヘッドホンで聞いていますので、静かな曲ではかなり耳につきました。)
後半では、自分の思春期に好きだった長谷川きよしとの競演で、若い林檎との組み合わせが
意外で、新鮮で、懐かしくて、また違う「感性」を聞かせてくれました。
かなり久しぶりに購入した音楽ソフトでしたが、とても良かったと思いました。
日時: 2011年06月11日 11:02 | パーマリンク