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ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト デラックス版 [Blu-ray] 人気ランキング : 3898位
定価 : ¥ 6,090
販売元 :ジェネオン エンタテインメント
発売日 : 2009-07-03
発送可能時期 : 在庫あり。
価格 : ¥ 4,872
最高のエンターテイメントを満喫できる幸せ!

私は猛烈なストーンズ・ファンではないと思います。しかし・・・ なんて凄いんでしょうね、このバンドは。
「老人」と言ってもかまわない年齢の人たちなのに、 この肩の力の抜けた、けれども圧倒的とも言える存在感。
この存在感そのものに感激、感動です。

コンサート当日までの緊迫したスコッセシやスタッフとのやりとり、開演直前までファンと称する著名人、
その周辺に群がる人たちへと延々続けられるファンサービス・・・。ライブ映像が圧倒的に主の作品ではあるものの、
適度な舞台裏シーンの挿入がスパイス的に効き、彼らのライブパフォーマンスを立体的に浮かび上がらせ、
視聴者を映像の奥に誘い込みます。そして、とどのつまりに感じることは、彼らのプロフェッショナルとしての
凄みであり、重み、奥深さ・・・。

特に「これからやるのはすごく古い曲だ・・・」とミックが少し照れくさそうに言って始まる『AS TEARS GO BY』には
胸が熱くなる。そこに映る彼らの姿には人生のドラマさえ感じさせます。

こうした感動や感激は、やはりブルーレイの威力が大きいと言わざるをえません。絵が綺麗。音がいい。
ミック、キースの肌の質感、シワの深さまで実にリアルに伝わります。手を出せば触れられそうなこの感覚は、
上述の感想を引き出すことに間違いなく貢献しています。NY、2800人収容の小規模ホールでの贅沢なコンサート、
自分も客席にいるかのような臨場感を満喫できると思います。

LIVE映像の最高到達点

ほんとうにLIVEの一発撮りなのか信じることが出来ないほど
完璧なカメラワークです。LIVE映像の最高到達点です。

DVDのレビューで普通のLIVE-DVDとの評もありますが、
私にはこんな出来の悪い冗談を公衆の面前で言う勇気はありません。
恐らく映像を仕事にしている人間のほとんどが
同じ仕事をしろと言われても無理だと言うことでしょう。

ただし全編にわたりシェフであるマーティン・スコセッシの技が
冴え渡っているため、素材であるローリングストーンズの
プレーンな魅力が僅かですが薄まっていることも事実です。

それでもこのパッケージはローリングストーンズの極上の
LIVEパフォーマンスと、マーティン・スコセッシの映像表現の
両方が楽しめる5つ星のパッケージであることは疑いようがありません。

音楽を愛する人全てにオススメします。

役者やのぉ!!

20世紀最高のロックグループローリングストーンズと、20世紀のハリウッドを代表するフィルムメイカーマーティン・スコセッシの、21世紀での幸福な出会い。
ストーンズは、かってJ.L.ゴダールやハル・アシュビーと、スコセッシはザ・バンドと、それぞれ優れたコラボレーションを生んでいる。言わば、出会うべきして出会ったふたりの、これは後世に語り継がれる“記録”。
モノクロとカラーが交錯する中繰り広げられるミュージャンと映画監督、ライヴのフィルムが廻り始めるまでの双方の演出的見地の相違と主導権争い、せめぎ合いがスリリング。
オペラハウスの如き会場が、“らしく”ないが、「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」と共に、“伝説”が始まってしまえば、後はもう違和感はない。
さすがに、かつてのダイナミックな躍動感は薄められたが、発散されるロック魂と色気、強靭な身体能力は少しも色褪せない。楽曲の合間の挑発ぶりと、聴衆を魅了する彼らのパフォーマンスは相変わらずだ。
ミックのしなやかな腰の振りとステップ、平然と煙草を吹かせながら屹立するキースのギターさばき。
実に絵になる、皺の数だけ味のある千両役者たち。
緊密な空間、強烈な光彩のシャワー、聴衆たちとの距離感。スコセッシが“劇場”にこだわったのが分かる気がした。

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