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リリィ、はちみつ色の秘密 (特別編) [DVD] 人気ランキング : 3738位
定価 : ¥ 3,990
販売元 :20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2009-09-04
発送可能時期 : 在庫あり。
価格 : ¥ 1,995
ひさびさに心に広がる映画でした!

親子愛、家族愛、人間愛、人の持つ心の闇やそこにある秘密、
すべてが優しく映像化されています。
1964年という時代背景もこの作品にとって重要です。
2009年ではダメなんです。
今までの人生で、孤独や淋しさを味わったことのある人は、
この映画を観てその気持ちを思い出して下さい。
きっと、明日は人に優しくなれますよ。

はちみつ色のハーモニー。

叙情的な作品の中に、”愛”がさまざまな形となって描写されており、ハートフルな思いを胸いっぱいに伝えています。
それは、14歳という多感なころ、幼い頃の暗い思い出にずっと陰を持ち続け、傷ついたこころを癒してくれる”母性愛”を求めるもの。
それは、1964年のアメリカ南部という黒人が解放された公民権法制定とともに差別の終焉を告げた年を設定しており、時代が移り変わる”人間愛”を求めるもの。
それは、どんなスタイルがあるにせよ、アツいもの、ソフトなもの、キュートなもの、はちみつ色の”恋愛”を求めるもの。
聖母は人のこころにあるもので、色や形の見た目ではなく、人の内に秘めるもの。
みつばちは飛び回り、その蜜は甘くて、何か過ぎ去った遠い淡いを想い出を運んでくるもの。
ふくよかで大きな愛情があふれる。
それはサンシャワーの中で、いっぱいいっぱいに”愛”が包まれているドラマです。
主演のダコタ・ファニングのきもちがしっかりした演技。この作品のコンテンツをきっちりと理解しています。
クィーン・ラティファこそ、聖母のような存在。「ラスト・ホリデイ」「ヘアスプレー」など、この女優さんの演技には、何か温かく包み込まれるような感じになります。
シチュエーションは往年の南部を美しく映し出しており、光彩や色調のセンスがよく、ずいぶん気を使っていることを感じます。
本当にきれいです。
中高校生から大人まで幅広く心のハーモニーを奏でることができるはずです。おススメします。

ダコタの好演に尽きる

ハートウォーミングでポジティブになれる作品です。
4歳で誤って母を銃殺してしまった主人公リリィ役に今をときめくダコタ・ファニング。
彼女の演技は何を観てもホントに素晴らしい。作品の質を限界まで高めています。
心の闇を抱える不安定な思春期の少女を見事に演じてます。
実際の彼女も随分大人びたなぁといった印象。ますます今後が楽しみな女優さんです。
また他の出演者も豪華キャスト。それだけでも観る価値のある作品だと思います。
ストーリーの根底には、当時(1964)の黒人への偏見・差別がテーマとしてあり考えさせられます。

優しさにつつまれるような、とてもステキな映画だった。

子供のころに、事故で母を殺してしまったリリィが、
心の隙間を、ずっと埋められないでいるんです。

それが、養蜂家の三姉妹と暮らすうちに、少しづつ、
愛すること、愛されること、形のあるものではないけど
自分が確かに母から愛されていたんだってことを知るの。

ぽっかりと空いた穴に、愛情が降りつもってゆくんです。
ホッと、あたたかい気持ちになって、幸せを感じました。

この映画で興味深かったのが、実の親と暮らすよりも
心を許せる他人と暮らすことを14歳の少女が選択するの。

それを受け入れる周囲の人々も、みんな大人だなと思った。
日本だと、ああはいかないから、とても印象的でした。

ダコタちゃん、クイーン・ラティファと、みんな良かった。
優しさにつつまれるような、とてもステキな映画だった。

買いです。

リリーという少女の抱えるトラウマ、といった言葉を使ってしまうと、そうした自分がとても安直に思えてしまうのですが、母親に対する複雑な思いとでもいったものが作品が進むにつれてしだいに露わになっていくような作品です。容姿とは裏腹に、リリーが見せる少女のしたたかさは、実は母から受け継いだ悪しきその血によるものではないかという気さえしてしまいました。そう考えると、メイの作った嘆きの壁をまんまと継承し、屋敷に戻るリリーの後ろ姿にうすら寒さを覚えてしまったのもあながちうがった見方ともいえないのではないでしょうか。痛ましい最期を遂げてしまいましたが、個人的にはメイという女性がとても魅力的でした。

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