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マイルス・エレクトリック ? パフォーマンス・アット・ザ・アイル・オブ・ワイト[DVD] 人気ランキング : 16223位
定価 : ¥ 4,935
販売元 :ビデオアーツ・ミュージック
発売日 : 2004-11-25
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音楽っていいよね、っていうのに説得力をつけるDVD

ライブ映像が終始鳥肌ものなのは皆さんのレビューが伝えるとおり。
そんな中、破綻しそうなリズムをぎりぎりでを保ちながら、
ジャック・ディジョネットとデイヴ・ホランドが目を合わせてニヤッと笑うシーンで、
「あー、この人たち本当に音楽好きなんだなー」と思い、こちらまで顔が綻んでしまいます。

インタビュー映像も洒脱で純度の高いメンバーや関係者のパーソナリティのおかげで、
冗長さを感じさせず、退屈しません。むしろもっと話を聞きたくなりました。
忌憚のない意見を語る評論家、若かりし頃と現在のジョニ・ミッチェル、
マイルスに捧げる静謐なピアノを奏でるハービー・ハンコック、などなど見所満載です。
終盤のアイアート・モレイラの一人『Bitches Brew』にJAZZ感覚と音楽の自由さを感じずにはいられません。

待望の映像ソースではありますが

待望の映像ソースではありますが、DVD1枚にしては演奏時間が短い(40分)ですので、色々なドキュメントを収録してあります。ブートレグまがいの装丁で逆襲に出たようですが、できれば40分のソースのみで廉価販売してほしいところです。

マイルス者は必需!輸入版の方が安いとケチらないように

これは言わずもがなのマイルスの優れたワイト島でのライヴである。
音源のみならCD「Message to Love」にも収録されているが、DVD版はドルビー5chとDTSミックスされていて音質が大変良く超鮮明だ。マイルスがちゃんとど真ん中から聞こえる。映像の方もよけいなデコレーションも施さずステージからはずした撮り方もしてないのも好ましくプレイぶりを堪能できる。メンバー皆若々しくキースは若いときからトランスしていたのを発見(笑)。

演奏自体は38分ほどと短いがトータルで2時間ある?…というのはそのライヴを軸としたドキュメンタリーだからである(もちろんライヴのみをノーカットで選択鑑賞できます)。そしてその時のメンツやマイルスゆかりのアーティストが思い出を語り、エレクトリック・マイルス期を俯瞰するという構成である。

社交辞令的なコメントに終始せず興味深いエピソードもいろいろ聞け面白い。マイルスを聞き込んで知っていればうんうんとうなずける(ワイト島の時のメンツは皆出演、今のキースも!)。驚かされたのは話す物腰が皆どうしてこうも品位節度があり、音楽が体から滲み出ているのだろうということだ。軽佻浮薄でズレたのが一人もいない。それは皆のソロ作品や演奏を聴けばおのずと検討はつくけれども。見た人は分るけど皆さんマイルスのマネがうまい(笑)。欲を言えばハンコックやリーブマンが登場した(コージーまで!)ついでショーターやマクラフリン、ザウィヌル、フォースターあたりも出して欲しかった気がする。そうなると長くなりテーマがズレるかもしれないけどミラーも出てるんだからなぁ…。

以上のインタビューを理解するために字幕が入った国内版を推したい。確かに値は高いけれどマイルス者には損はないと思う。

ワイト島での演奏を完全収録したDVDです

70年、ジミヘンらと出演したワイト島フェスティバルでのマイルスバンドの38分に渡る演奏を完全収録したDVDです。さらに、ライブ映像の前後には、出演メンバーであったチックコリア、キースジャレット、ジャックディジョネット、ゲイリーバーツ、デイブホランド、アイアートモレイラに加え、カルロスサンタナやハービーハンコックへのインタビューがあり、マイルスの人となりや音楽について語っています。
ライブでは、INASILENTWAY、BITCHESBREW収録曲を中心にメドレー形式で演奏しているのですが、曲名を聞かれたマイルスが「何でもいい」といったことから、DVDでの曲名はCALLITANYTHING!肝心の演奏ですが、sax、bはいい。keyももちろんいい。drは凄い!perはこんなプレイをしていたのかと驚き!でもやはり凄いのはマイルス。グルーブ感溢れるインプロヴィゼーションを繰り広げているメンバーたちの演奏が、マイルスの一吹きで、サウンドを変えていくのですから。
エレクトリックマイルスファンには絶対お奨めのDVDです。

アンチ・マイルスのひとも必見!

エレクトリック・マイルスは嫌いというひとは多いとは思いますがこのDVDをみると必ず「少しは」好きになりますよ。ひとつのドキュメンタリーという形で進行していくので飽きないしレコードでは単純な繰り返しだと思っていた演奏がじつは複雑なものであることに気づきます。たいていの宣伝文句で「好きな人もそうでない人も見るべし」みたいなことをいいますが、これは建前ぬきでそう思います。エレクトリックが苦手だった私も私の友人もこれをみて強烈にビッチェズ・ブリュー以降の作品が聴きたくなりました。途中ででてくる、まだ青いジョニ・ミッチェルの映像は今からは想像つかないです。

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