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???ようやくヒコーキが発達してきた1910年、ロンドンからパリへの飛行レースが開催されることになり、世界各国から個性豊かなヒコーキ野郎たちが駆けつけてきた！『史上最大の作戦』『バルジ大作戦』のケン・アナキン監督による、大らかな笑いに満ちた冒険スペクタクル映画の快作。複葉機が大空を舞うさまは、ジェット飛行機全盛の今とは異なる夢に満ちあふれており、これだけでもう十分に映画的な快感を堪能することができる。そこにオールスター・キャストのドタバタ騒動がユーモラスに盛大に繰り広げられていくのだから、もう観ていて嬉しくなることこの上ない。ロン・グッドウィンの軽快でゴージャスな音楽がそれに拍車をかける。日本からは石原裕次郎が参加しているが、悪漢の妨害工作に遭い、離陸と同時に脱落するのだけは残念であった。（増當竜也）

1965年の映画ですから、若い方は観ていない方もおられるでしょうか。これは、理屈抜きで楽しむ娯楽大作で、昔の記録映画に出てくるような奇抜な飛行機が多く数多く登場します。飛行機が誕生して間もない1900年開催される事になった、ロンドン-パリ間の飛行レースのお話。世界各国(英、仏、伊、独、米、日)の強者のヒコーキ乗りたちが結集。大レースを含めて各国の国民性を面白く強調描写していて大笑い。日本代表として“石原裕次郎”が出演していますが、なんといっても傑作なのはドイツ軍人を演ずる“GERT FROEBE（ゲルト・フレーベ）”だと思います。これは子供から年配の方まで全ての方が楽しめる豪華絢爛な娯楽大作です。何回見ても楽しく笑ってしまう。さぁ、ご覧になって楽しみましょう。
Pleasurable Pastime DVD!

ライト兄弟の人類初飛行から数年後の時代を背景に、世界中から集まったヒコーキ野郎たちが「ロンドン?パリ」間の横断飛行レースに挑戦する姿を描く、１９６５年製作・「ケン・アナキン監督」の娯楽大作。
次々と登場する珍妙無類のクラシック機の登場・世界各国の参加者がお国柄を徹底的に茶化しながら巻き起こす皮肉を効かせた笑いの騒動などは存分に楽しめます。
古き良き時代のヒコーキ野郎たちが大空の魅力に取り憑かれ、大空への夢に挑戦するヒコーキ野郎たちの心意気が画面から伝わってきます。
（余談：空を舞台に挑戦する航空映画には、単独無着陸大西洋横断飛行に挑む「邦題：翼よ！あれが巴里の灯だ」・死の恐怖を克服した男たちが音速突破に挑む「邦題：ライトスタッフ」と「邦題：超音ジェット機」・ドイツ空軍のエースに一騎打ちを挑む「華麗なるヒコーキ野郎」・砂漠から脱出飛行に挑む「邦題：飛べ、フェニックス」・忌まわしい過去をふりきり危機に挑む「邦題：コンドル」・敢然と災害に挑む「邦題：大空港」など、空に生きる本物の男たちの心意気を描く作品がありますので、ご参考に・・・・・・。）